国立吉備青少年自然の家で宿泊野外活動を行いました。
出発式では,各活動班で決めためあてを発表しました。入所式後は,クライミングウォール,カッター活動,キャンプファイヤーを行いました。クライミングウォールでは,登るルートを考えながらブロックを握ったり,足を置いたりしてチャレンジしました。友達からの応援で「がんばれたよ。」と嬉しそうに喜び合っていました。カッター活動では,乗艇前にオールの準備や漕ぎ方について説明を聞きました。長くて重いオールの準備に四苦八苦でしたが,「しっかり持たないと倒れるよ。」,「こっちは大丈夫よ。」と次第に助け合いの声が上がり無事に準備が完了しました。湖中にある6つのポストの周りを目指して漕ぎました。1周目は,方向が定まらずルートから度々外れました。そこで子ども達は,「2周目は,心を1つにしようよ。」,「オールの動かし方がばらばらだから揃えようよ。」と改善策を立てました。その結果,ルートを外れることがなくなり,思い通りに進めることができるようになりました。力を合わせることの大切さを痛感した活動となりました。キャンプファイヤーでは,第1部の「火を迎える儀式」を厳かに行い大切な火に感謝しました。第2部の「親睦の火」では,各グループで相談し合って考えた寸劇やゲームなどで規律を守りながら楽しむことができました。その後「今日の日はさようなら」の歌で静かに幕を閉じることができました。
二日目は,「野外炊事」を行いました。準備から片づけまでの作業を分担して取り組みました。退所式,解散式では,団結することの大切さを学ぶことができたという思いを伝えることができました。
2日間の体験を次の活動へとさらに活かしていくことでしょう。