２年生は，１３日に学校医院の先生をお迎えしてむし歯予防について学習しました。

　出前授業では，学校医の先生から「歯みがきがちゃんとできているかな？」について学ぶことができました。まず，むし歯になる原因や正しい歯のみがき方の話を興味深く聞いた後は，手鏡を使って歯の位置を確認しました。次に，歯のそめ出し実験を行いました。口の中が真っ赤になり，おもった以上に歯の汚れが落ちていないことに驚いていました。先生や歯科衛生士さんに，一人ずつ歯ブラシの持ち方や歯みがきの仕方を教えていただきました。色が付いた部分を手鏡で確認しながらブラシを回転させたり，持ち手を変えたりしながら丁寧にみがきました。赤い部分が落ちると「とてもいい気持ちになったよ。」，「ブラシの動かし方が上手になったよ。」と喜んでいました。

　子ども達は，今回の歯科指導を通して，砂糖がたくさん入っている食べ物を控えることや食後は歯みがきをしっかりと行うことを学びました。

　４年生は図画工作科「ほって すって 見つけて」の学習で木版画をします。今日は講師の先生をお招きし，初めて彫刻刀の使い方を学習しました。怪我をしないための安全な持ち方や，「三角刀」「丸刀」「平刀」の３種類の特徴を生かし，表現したいものによって彫刻刀を使い分ける方法などを教わりました。実際に彫ってみると，「この角度だとまっすぐ彫れるんだ。」，「彫れる線が長くなってきた。」と徐々にこつを掴むことができたようでした。先生と約束した持ち方を意識しつつ，集中して彫り進めていきました。下絵に描いた線を慎重に彫る表情は，真剣そのものでした。これからどんな版画に仕上がるか楽しみです。

　５年生は「ＪＦＥスチール西日本製鉄所」と「ライフパーク倉敷　倉敷科学センター」へ社会見学に行きました。社会科で，工業生産や工業地域の分布，貿易や運輸など，日本の工業の特色を学習しています。そのことを自分の目で確かめるよい機会となりました。

　製鉄所では，鋼片を１ｍｍ以下の薄い板から，４００ｍｍまでの厚い板に加工していくプロセスである圧延過程を見学しました。加工時に起こる熱風や大きな音などの迫力に歓声を上げていました。

　科学館では，６０種類もある展示室での体験に興奮気味でした。遊びながら学べる体験コーナーや宇宙の天文情報コーナーもあり，理科で学習したことを振り返ることもできました。

　１年生は，「松永はきもの資料館」，「福山市立動物園」へ社会見学に行きました。学習のめあてを確認し，元気よく出発しました。

　松永はきもの資料館では，日本の履物や玩具の歴史や世界各国の伝統に触れることができました。スポーツ選手の靴など有名な人の履物も展示してあり，驚きの表情で溢れていました。履物の歴史にふれることで，履物の大切さを知ることができました。見学後は，昔から伝わっている玩具を使っておもいっきり遊びました。　

　動物園では，普段見ることのできない動物の姿に興味いっぱいで，真剣な表情で見学していました。また，「テンジクネズミ」とのふれあい体験をし，命の大切さもしっかりと感じ取ることができました。

　２年生は，「福山自動車時計博物館」，鞆の浦の「阿藻珍味」に社会見学に行きました。

　「福山自動車時計博物館」では，館内に展示してある昭和時代のオープンカー，三輪トラック，飛行機などに乗ったり，時計やピアノの音を楽しんだりしました。また，ボンネットバスに乗って，福山城や福山駅周辺を巡りました。ボンネットバスの中では，「窓の開け方が違うよ。」，「電車の中と似ているよ。」，「シートベルトがないよ。」など現在のバスのつくりと違う所を次々と見つけることができました。町を行き交う人たちから手を振られると元気いっぱいに手を振り返していました。

　鞆の浦の「阿藻珍味」では，ちくわ作りの説明を聞いた後に，ちくわ作りにチャレンジしました。魚のすり身に触ると「ぬるぬるしてゼリーのようだ。」，「こんなに柔らかいとはおもわなかった。」，「魚の匂いがするよ。」と感想が次々ととび出しました。ちくわが焼かれていく様子を見学した後は，建物の外の庭から鞆の浦の景色を一望しました。鞆の浦のシンボルである常夜灯や雁木などを見つけました。スタッフの方々から，「『ちくわはかせ』，『鞆の浦はかせ』になったね。」と言われてすごく喜んでいました。

　今回の体験では，新たなる発見が多く大満足の一日でした。